鄭暎晩 名人の統営シナウィ & マリア・ポミャノフスカ(Maria Pomianowska)オーケストラ
日付 : 10.9(木) 17:00
場所 : Jeonju Hyanggyo, Jeonju Hanok village
伝統芸術としての価値、南海岸別神グッの奥深さを伝える
1956年、慶尚南道統営の巫俗家系に生まれた“鄭暎晩(チョン・ヨンマン)名人”は、幼い頃から巫堂に法度と芸術を教える“神廳”へ送られ、8歳の時からグッパン(祓いの儀式)で笛を吹いていた。長年の楽士生活の後、“重要無形文化財第82-4号南海岸別神グッ”の保有者となり、グッを管掌し巫堂を教える統営最後の“男性巫堂の頭”となった。
南海岸別神グッは、祭儀を中心に祝祭的機能と統合的機能、総合芸術的機能を担うなど、古くから伝わる伝統と歴史の中で、共同体的な信仰儀式と文化伝達の媒介体の役割を果たしてきた。韓国文化の伝統性を色濃く宿した鄭暎晩(チョン・ヨンマン)名人の統営シナウィが、2014年の全州世界ソリフェスティバルで展開される。ソリフェスティバルでは、“統営シナウィ”の伝統芸術としての価値に注目し、奥深い音楽と精神を伝える。
マリア・ポミャノフスカ(Maria Pomianowska)オーケストラ
“韓国・ポーランドプロジェクト、ショパン&アリラン”のマリア・ポミャノフスカオーケストラが、郷校のダブルビルの舞台にやって来る。ワルシャワ・クラクフ音楽大学の教授であるマリア・ポミャノフスカは、ワルシャワワールドミュージックフェスティバルの監督を務め、現代最高のマルチ演奏者兼ボーカル、作曲家としても活躍している。マリアは失われつつあるポーランドの伝統楽器であるビルゴレイ・スカ(Bilgoray suka)とプロック・フィードル(Plock fiddle)を改造し、さまざまなアジアワールドミュージックの経験をもとに、チェリストのヨーヨー・マと音楽作業を行ったこともある。彼女は、ポーランドが誇る作曲家、“ショパン”の傑作を、世界中の民俗楽器で演奏できるユニークな編曲アルバムを制作し、ワールドワイドプレイリストの5位にランクインしたこともある。
“韓国・ポーランドプロジェクト、ショパン&アリラン”のマリア・ポミャノフスカオーケストラが、郷校のダブルビルの舞台にやって来る。ワルシャワ・クラクフ音楽大学の教授であるマリア・ポミャノフスカは、ワルシャワワールドミュージックフェスティバルの監督を務め、現代最高のマルチ演奏者兼ボーカル、作曲家としても活躍している。マリアは失われつつあるポーランドの伝統楽器であるビルゴレイ・スカ(Bilgoray suka)とプロック・フィードル(Plock fiddle)を改造し、さまざまなアジアワールドミュージックの経験をもとに、チェリストのヨーヨー・マと音楽作業を行ったこともある。彼女は、ポーランドが誇る作曲家、“ショパン”の傑作を、世界中の民俗楽器で演奏できるユニークな編曲アルバムを制作し、ワールドワイドプレイリストの5位にランクインしたこともある。
クァク・リャン(郭亮) & アライク・バチキアン Araik Bartikian&Duo Sabil
日付 : 10.10(金) 17:00
場所 : Jeonju Hyanggyo, Jeonju Hanok village
世界が注目する笙簧演奏の巨匠
‘クァク・リャン’は、中国国立中央音楽大学で中国伝統音楽を専攻した笙簧奏者であり、華麗なテクニックで観客を魅了する奏者である。伝統と現代音楽の新しい解釈と深みのある調和で、世界にその名を知られており、複雑な’笙簧’の形に象徴されるように、多彩な響きとストーリーが秘められた舞台を披露する。さまざまな響きの笙との出逢いを待ち望む5つの音、“五聲(オソン)”も注目に値する。奚琴(ヘグム)のチャン・ユンミ、杖鼓(チャング)のチェ・マン、伽倻琴(カヤグム)のペク・ウンソン、パンソリのチャ・ボクスンと中国の王、ハイキンのアコーディオンの演奏が、クァク・リャンとの共演のために集結した。言葉と国境を超えた彼らのハーモニーを堪能されたい。
アライク・バチキアン Araik Bartikian&Duo Sabil/アルメニア、イスラエル、ヨルダン
心を揺さぶる神秘的な音色 ‘デュデュク’
さまざまな映画音楽を奏でる誓詞のような力を持つアルメニアの伝統的な管楽器 ‘デュデュク’が、ソリフェスティバルに登場する。世界で最も豊かで哀愁に満ちた、深いデュデュクの音色に酔いしれるひととき。音楽家の家に生まれ、アルメニアの伝統音楽の大家から多くの影響を受けた‘アライク・バチキアン’は、1987年にハープとデュデュクの演奏でグランプリを受賞した巨匠。彼の演奏で心の隅々まで浄化される、特別な機会となるだろう。
心を揺さぶる神秘的な音色 ‘デュデュク’
さまざまな映画音楽を奏でる誓詞のような力を持つアルメニアの伝統的な管楽器 ‘デュデュク’が、ソリフェスティバルに登場する。世界で最も豊かで哀愁に満ちた、深いデュデュクの音色に酔いしれるひととき。音楽家の家に生まれ、アルメニアの伝統音楽の大家から多くの影響を受けた‘アライク・バチキアン’は、1987年にハープとデュデュクの演奏でグランプリを受賞した巨匠。彼の演奏で心の隅々まで浄化される、特別な機会となるだろう。
情歌の夜-厶ンヒョンの歌、Slow city & シアルク・アンサンブル Sialk Ensemble
日付 : 10.11(土) 17:00
場所 : Jeonju Hyanggyo, Jeonju Hanok village
ゆったりとしたテンポの時調(韓国固有の定型詩)が、現代人の慌ただしさを解きほぐす。
ゆったりとしたテンポの時調が大都市の人々の慌ただしい日常をゆっくりと解きほぐす。ソンビ(学徳をかねた人)の歌である“時調”が新しく生まれ変わり、現代人の日常に染みわたる。創作時調分野で自分だけの芸術世界を築き、素朴な中に千変万化を盛り込んだ時調唱の歌客、“厶ンヒョン”が、情歌の夜を彩る。淡々としたトーンで時調を詠みながら、緩慢の美学と癒しの可能性、そして当時の若者の息遣いが感じられる新しい音楽を作り出す。黃眞伊の時調をはじめ、韓龍雲や都鍾煥の詩にも曲をつけて新しい音楽を創造し、伝統的な時調にも全く異なる演奏を入れて斬新な試みをする真の歌客である。フュージョン時調アルバムで創作時調音楽の新たな可能性を開いた彼は、時調を通して大衆との親しく継続的な疎通を目指している。
シアルク・アンサンブル Sialk Ensemble/イラン
ペルシャ伝統音楽の骨頂を味わう
ペルシャ帝国の偉大な音楽的遺産を携えて、‘シアルク・アンサンブル’がソリフェスティバルに登場する。イランはもちろん、音楽で世界を制覇した‘シアルク・アンサンブル’。ペルシャ帝国の壮大な歴史に引けを取らぬほど堂々たる彼らの音楽は、まっすぐな自信に満ちている。
ペルシャ伝統音楽の骨頂を味わう
ペルシャ帝国の偉大な音楽的遺産を携えて、‘シアルク・アンサンブル’がソリフェスティバルに登場する。イランはもちろん、音楽で世界を制覇した‘シアルク・アンサンブル’。ペルシャ帝国の壮大な歴史に引けを取らぬほど堂々たる彼らの音楽は、まっすぐな自信に満ちている。